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なぜいびきをかくのか

いびきは病気ではなく、音の現象です。眠ると喉の奥のやわらかい組織がゆるみ、空気の通り道が狭くなり、そこを通る空気が組織を震わせます。風になびく旗と同じで、すき間が狭く流れが速いほど音は大きくなります。

音の正体はゆるんだ組織の振動

起きている間は筋肉の張りが喉を開いた状態に保っています。深い眠りではその張りが落ち、軟口蓋や口蓋垂、舌の付け根が後ろへ下がります。残ったすき間が狭くなるほど空気は速くなり、組織は震え始めます。だからいびきは夜の後半ほどはっきりすることが多いのです。

気道を狭めるものはすべて音を大きくする

鼻づまり、アレルギー、風邪、鼻中隔のゆがみ、扁桃の肥大、首まわりの脂肪、口呼吸、沈み込む枕、仰向け寝、寝る前のお酒、鎮静作用のある薬。これらはすべて同じ方向に働きます。原因が一つということはまれで、小さな要因がその晩に重なっているのが普通です。

夜ごとに違う理由

いびきはその日の条件にとても敏感です。遅い時間の重い食事、ワイン一杯、疲れきった一日、乾いた寝室の空気、花粉シーズンの始まり。それだけで静かな寝相の人が急にうるさくなります。だからこそ記録が効きます。一晩で判断するのをやめ、数週間の傾向を読むようになるからです。

よくある質問

やせている人もいびきをかきますか

かきます。体重は要因の一つにすぎません。鼻づまり、あごの形、寝る姿勢、お酒があれば、やせている人でも大きないびきが出ます。

いびきは自分の睡眠も悪くしますか

単純ないびきは、本人より隣で寝ている人の睡眠を妨げます。呼吸が止まる場合は話が別で、確認が必要です。

年齢とともに悪化しますか

多くの場合そうです。年月とともに喉の組織の張りが落ち、振動しやすくなります。年齢そのものは危険の合図ではありません。

このページは情報提供のみを目的としており、医療上の助言ではありません。いびきが大きく毎晩続く場合、呼吸が止まっていると指摘された場合、日中に強い眠気がある場合は医療機関に相談してください。

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