単純ないびきか、睡眠時無呼吸か
いびきをかく人の全員が無呼吸というわけではありませんが、無呼吸のある人の多くはいびきをかきます。両者を分けるのは音の大きさではなく、夜に呼吸が止まるかどうかと、日中の状態です。これは自宅では判断できません。以下は受診のタイミングに気づくための材料です。
単純ないびきの姿
一定で連続した音で、多くは姿勢に左右されます。空気の流れは途切れず、長い静けさのあとに息を吸い込む周期はなく、本人は朝そこそこ休めた感覚で起きます。負担の大半はベッドを共にする人にかかります。この状況なら姿勢、お酒、鼻に取り組むのが理にかなっています。
見え方を変える兆候
次のどれかがあれば、もう騒音の問題ではありません。誰かが目撃した呼吸の停止、息苦しさで目が覚めること、夜間に何度もトイレに起きること、朝の頭痛と口の渇き、十分な睡眠時間なのに日中眠り込むこと、運転中の眠気、高血圧。どれも診断ではありませんが、どれも受診の理由になります。
録音でわかること、わからないこと
録音はいつ、どれだけ音が出たかを示します。いびきの連続のあとの長い静けさが聞こえることもあります。しかしスマホのアプリは呼吸が本当に止まったかを測れず、血中の酸素についても何も知りません。録音は診察に持っていける具体的な観察であり、診断ではありません。
| 単純ないびき | 確認したほうがよい | |
|---|---|---|
| 音 | 一定で規則的 | 大きく、長い静寂を挟む |
| 呼吸 | 途切れない | 停止、息苦しさで覚醒 |
| 朝 | おおむね休めている | 頭痛、口の渇き |
| 日中 | 普通に目が覚めている | 強い眠気、集中力の低下 |
| 対応 | 姿勢・お酒・鼻 | 医療機関を受診 |
よくある質問
アプリで無呼吸を診断できますか
できません。診断は睡眠検査と医師の評価によります。アプリが示せるのは音についての観察だけです。
いびきをかかない人でも無呼吸はありますか
あります。いびきはよくある付随症状ですが必須ではありません。音がないことは安心材料になりません。日中の強い眠気があればなおさらです。
受診時に何を持っていけばよいですか
いつから続いているか、同居者の観察、日中の眠気の程度、録音の要約が役立ちます。服用中の薬も伝えてください。
このページは情報提供のみを目的としており、医療上の助言ではありません。いびきが大きく毎晩続く場合、呼吸が止まっていると指摘された場合、日中に強い眠気がある場合は医療機関に相談してください。
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